財務会計短答式のコツを掴む~ コツを可視化し自力でもぎ取る~

コツって何だとおもいますか?サッカーとか運動経験がある人でしたらなんかよくわからないけどできるようになった瞬間や、勉強関連でもなんか分かった気がした!みたいな瞬間にコツを掴んだって思いますよね。

ただコツってアバウトでよくわからない。コツを掴んだ人にしか分からない。なんかずるいみたいなもののような感じに思えませんか?

今まで、自分自身様々なジャンルの勉強を通して勉強におけるコツとは何かということに向き合ってきました。そして短答式試験直前期に財務会計をどうしても大きく点数を上げなくてはいけないという状況に追い込まれ、意図的にコツを掴みに行くしかなくなりその方法を考え抜き実行したところ、実際に10日間でコツを掴むことに成功しました。結果的に4月の時点で過去問100点だったのが、5月の短答では156点をマークすることができました。

これだけ書くと意味不明なマルチ勧誘や新興宗教の勧誘文句なので、以下の自分がやってみた具体的な方針を参考にしていただければと思います。

まず、勉強でのコツって何だと思いますか。結論を先に言いますと僕は勉強でのコツとは正しい頭の動かし方を会得するということだと思います。この頭の動かし方という表現が少し難しいのですが、考える素地を作るという感じですね。例えば将棋のルールを覚えただけでは将棋をちょっと学んだ人には勝てないですよね。将棋ができる人は詰将棋でどのように王を取れるか、定跡はどうなっているのかなどを学び考える基礎を築いた上で、そのうえで今の場面どの手を打てばいいのかを考えることができるのです。

そこで実際にまず自分がしたことは財務会計におけるコツがどこにあるのかを可視化しそれを意図的に会得するために自分は何をおこなえばよいのかを分析することでした。

自分の場合、財務会計の過去問を一度解いたとき200点満点中100点(50%)だったのですが、この時なぜこの点数になったのかを合っている問題を含めて分析しました。その結果個々の間違えた理由や知らなかった知識などの具体的なところは発見できたのですが、それでも結局残ったのはよくわからん、なんか苦手という気持ちでした。多分このまま演習しても成績あがらないだろうなとは思いましたね。

この時、僕は自分が頭の動かし方が分かってないのかと(つまり考えるための材料すらない)気づき、ネットで「財務会計 得意」「簿記 コツ」とかで検索しまくりました。そこで出会ったのはCPA会計学院の登川先生の会計ノーツの簿記からの脱却というページでした。(https://cpa-noborikawa.net/boki-dakkyaku/)

このページで大きく紹介されているのは理解重視の勉強と仕訳を書かないという勉強の仕方ですね。ここに僕が探していた頭の動かし方についてよく書いてあったので詳しくは是非ご参照ください。

概括的には、財務会計での頭の動かし方は短答式の問題の過去問で聞かれていることをダイレクトに答えるために事象を会計に落とし込むにはどうするかを考えるということです。まだなんかよくわからないですね(笑)。

例を挙げますね。例えば退職給付会計の未認識の差異が絡んだ問題はどうでしょうか。過去問を見てもいろいろな問われ方をしているし例題丸覚えでは当日変化球をなげられた瞬間に爆死確定です。ここで問題集にある過去問で何がきかれているのかを見ると退職給付債務の期首期末の数値、退職給付引当金、退職給付費用、未認識差異の値などオールラウンドに問われています。一つ一つの求め方を個別に抑えてるようでは同じ問題にしか対応できません。

ここで重要なのは全部初めに解くのではなく、まず一問を解いてその時間違えた理由を財務理論のテキストにまで振り返って研究しそれぞれの意義を考え納得してから次の問題を解くということです。計算と理論をいったり来たりすることでその会計処理を行う理由について理解をとことん深めることができます。論点の初めの一問二問を間違えても、そこの解きなおしと理論の学習を深めることで残りの設問を解けるようにするというのが目標です。要するに理解を深めた後に問題が解けるか試すということです。

この方法のなにがいいかというと、前述した頭の動かし方を学ぶことができます。例えば第一問で未認識差異の問題を間違えたら理論テキストまで戻り、未認識差異とはなぜ発生するのか、なぜ一定期間にわたり償却するのか、数理計算上の差異と過去勤務費用の差異との違いはなにか会計処理がどうして異なるのか、退職給付引当金と退職給付債務の違いはなにか、そもそも退職給付費用って?みたいな疑問を徹底的に考えられます。その一つ一つに納得できた後に次の問題を解くと、これは〇〇だから~~の会計処理をするだろうな。という考えることができるようになるのです。これがコツの段階で説明した頭を動かす方法を会得し考える素地を作るということですね。

この仕訳を書かない、理解を重視するということを意識してCPAの短答対策問題集(過去問集みたいなもの)を一問一問丁寧に思考を凝らしながら10日間かけて解いたところ、何をやってるのか、どうやれば解けるのかがよくわかるようになりました。頭の動かし方を会得したのです。

具体例が長くなってしまいましたが何となく言いたいことはつかめたでしょうか。本番の問題で聞かれる会計処理を考える素地を作るために理論テキストを勉強して理解を深めるということですね。こうすることで頭の動かし方を会得して新たな問題にも対応できるようになります。

答練で点数を取るための勉強ではなく、過去問でその分野について深く理解する勉強を心掛けるということが大事です。この勉強では財務計算と理論を同時に上げることができるのでとことん時間をかけてもコスパはかなりいいと思います。単純に頻出論点では計算と理論合わせて2問16点分出ることを考えればどんなに時間をかけても十分おつりは来るでしょうし、そこでちょっとひねられて落としてしまったら痛手が大きすぎます。

僕自身考える勉強は短答本試験前日までやっていたので決して答練解き捨ての思考停止マシーンにならずに、なんでこうなるのを考える時間を少しでも確保してみてください。僕自身論文式で思考停止状態が続いたので本当に反省しています。

以上がコツを掴むための戦術でした。僕自身公認会計士試験に短期で挑んだため、この考える時間が短く残念でもあるので根底にある考え方をさらに汲み取ろうと思ってます。今後は他のノート記事で学んだことを投稿しようと思いますので是非ご覧ください。

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