世界を食糧難から家畜を傷つけずに救う,肉を細胞から作るアグリテック・スタートアップMeatableの挑戦

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この記事で紹介するのは、今世界的に注目を浴びており急成長中のアグリテック・スタートアップMeatableの紹介です。

Meatableの問題意識

家畜動物が殺されてお肉となり食卓に運ばれていく様子を子供たちに見せるという命の授業というのが話題になったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。 近年では動物の権利というのが問題になってきています。また、家畜を殖やさずに世界でこのまま人口が増え続ければ深刻な食糧不足になることも予測されています。3つ目に畜産というのは多大の穀物を消費し温室効果ガスの役10~20%を占めるという問題を抱えています。

  • 家畜の動物が食料として大量に殺されるという倫理的問題
  • 世界の人口増大による食糧不足、お肉の価格高騰
  • 温室効果ガスを多く輩出する従来の畜産

このような家畜の動物に対して残酷であるという問題や世界の食糧難という問題に立ち向かおうというのが、オランダで2018年に創業し、すでに累計13.5百万ドル(約15億円)を調達したMeatableという会社です。

Meatableの解決策

Metableの革新的な構想では、お肉をそのまま工場で作ってしまおうというものです。細胞を生きている家畜から取ってきて培養し、筋肉になるように分化させることでお肉を直接つくることを目指しています。いわゆるお肉みたい!を提供するのではなく、肉を提供するのが彼らです(少しわかりにくいですね笑)

これらが成功したら下のようなメリットが生じます。

  • 動物を殺すという問題を回避
  • 培養では約3週間でお肉の製造が可能⇒従来より大量生産可能
  • 温室効果ガスの節約、水、木の保全などの環境保護

上の3つの解決が社会的にはインパクトも大きく一旦大量生産に成功した場合の利益も莫大になることが予想されます。Meatableはこの工場のプロトタイプの完成を早めるために資金調達を行いました。

肉の工場生産を進める世界

実は肉の工場生産を進めている企業はMeatableだけではありません。この世で最も早く工場での肉生産を行い、ハンバーガーを提供したという同じくオランダの企業の Mosa meat や、イスラエルのスタートアップALEPH FARMSなど多くの企業がこの課題に挑戦しています。下のALEPH FARMSから引用した図は従来の畜産農業と、これからのお肉工場の比較の図です、とても分かりやすいので是非参考にしてください

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ALEPH FARMSから引用

いつか工場で作られたお肉が一般的になる未来も遠くはないかもしれませんね。

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